2023振り返り/2024目標設定

2023振り返り

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サマリ

2023年は転職を2回して、副業を始めて、1年で10回旅行(うち初訪問の国が4ヶ国)し、2ヶ月間まるっきりなにもしない無職期間を過ごすという、一般的な「敷かれたレール」から降りてみたら想像以上にいろいろなことがおきたな、という1年だった。去年は

あまり進化のない1年だったので、2023年は動く年にしたい。無事に後厄が終わって良かったです。

って言ってたけど、その目標はとりあえず叶ったぞ。安心しな。ジェットコースターみたいだったし、いまだ落ち着いた生活は送れてないけどね!

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2023.3 韓国旅行 3日目

ノープランで来た割には盛りだくさんな韓国旅行も最終日。3日目は聖水(ソンス)エリアから漢江を渡って、狎鴎亭(アックジョン)、カロスキルエリアでお買い物!このエリアは売ってるものの単価が高いけど、弘大エリアよりも欲しい!と思えるものが多かった。次回はこの辺りにホテルを取ってぶらつきたいな。

3日目

onionリベンジ&辿り着けないフレグランスショップ@聖水(ソンス)

2日目に行けなかったベーカリーカフェonion、聖水店があるのでGO!聖水駅は降りると「おしゃれエリアと聞いていたのに、なんか地味でローカル…」という感じでちょっとびっくり。ブルックリン的な感じで昔は工場エリアだった場所が、再開発されておしゃれなカフェとかたくさんある模様。

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onionには9時くらいに到着したけど、パンがほぼ全部揃っていて目移りしちゃう…。

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平日だったのでぜんぜん人がいなくて席も選び放題。こういう大きくて空いてるカフェって東京にはないよね〜とのんびり話しながら朝ごはんを食べる。

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サンドイッチと甘いパン。もぐもぐ。うん、味は普通。日本のパン屋さんの方が美味しいですね。でものんびりできて行きたかったパン屋さんにも行けて大満足でした〜。

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前回、韓国に来た時に購入してめちゃくちゃ気に入ったフレグランスショップSoohyang(スヒャン)の新店があるっぽいのでそこに向かったものの、残念ながら開いてなかった…。

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そこ以外にお店があるかどうかも分からなかったので、本当に気に入ってて色々買いたかったのに残念ながらどこで買えるのか分からなかった。ぴえん。

BTS ブリックベアと記念撮影@韓流スター通り

BTSのにわかファンの友人に付き合って、韓流スター通りのBTSベアを見にいく。てくてくてくてく。まあまあ歩くとブリックベアが出現。

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BTSはまあまあ奥にあった。全然人がいないので思う存分写真を撮って「よし、次行こう」

 

Damiでイヤリング@カロスキル

ブリックベアから歩いて狎鴎亭(アックジョン)、カロスキルエリアを通過。本当はもうちょっとゆっくり見たかったんだけど、11時とか12時オープンのお店が多くてあまり開いてなかった。このエリア、おしゃれな気配はするんだけど、お店を調べておかないと行きたいお店を見つけられない。日本でいう裏渋的な代官山的な。知ってる人は行けるのにおしゃれじゃない民には見えないお店的な感じ。

友人が行きたい!と言っていたお店に行くも、Google Mapを参考に到着したら「これ、倉庫…?」という感じでお店じゃなかった…。友人が前行ったお店に行き先を変更したらあった!

カロスキルの大きな道沿いのDami

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イヤリング・ピアスが5000円以下で購入できる可愛いお店。ピアス⇄イヤリングの変更はすぐにしてくれるので、10分くらいしか時間がなかったけど「これ似合うよ!」と言われたやつを購入。嬉しい。お店にいたお兄さんはデザイナーさんなのかな?すごく感じが良くてまた行きたいお店になった。購入してからもうすぐ1年、仕事でも使えるしプライベートでも使えて買ってよかった!

 

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もう帰る時間

そうこうするうちにもう空港に向かう時間。ホテルに預けていた荷物を受け取って、明洞駅ーソウル駅ー仁川に電車で到着。最後の足掻きでオリーブヤングに行ってなんとなく気になってたものを購入。

出国手続きを済ませて、仁川空港の中でランチを食べる。1人前のプデチゲを食べてみたんだけど、うーん。もうちょっと美味しいお店があった気がするので、仁川空港のレストランはもうちょっと調べて美味しいお店を見つけておきたい!

エアソウルでびゅーんと成田に飛んで帰宅。いやー成田遠いね。疲れちゃうので、少し高くても帰国便は羽田着にできるといいわ。

 

韓国購入品(お気に入りだけ)

スーパー購入品
  • BEKSULのチヂミ粉:100gあたり170mlの水を入れて、材料をいれて→混ぜて→ごま油入れたフライパンで焼けばすぐにカリカリの美味しいチヂミが完成!いままでレシピ見て作ったチヂミやデパ地下で買ったチヂミよりもおいしかった…。
  • テンジャンチゲの素:野菜を切って、テンジャンチゲの素を入れて煮込むだけの簡単レトルト。味がしっかりしてて濃厚でめっちゃ美味しかった!他にも、プデチゲの素、チゲの素もばらまき用に買ってたんだけど、次回は自分用にも買って帰ってくる!
オリーブヤング
  • ISOIのブレミッシュケアセラム:オリヤンで人気と書いてあったので事前情報なしで買ったけど、ローズの香りがいい香りで使い心地がいい。翌日の朝、お肌にハリと艶が生まれてる感じで珍しく1本使いきれた👏次回も買いたい!みんなに人気なものはやっぱりいいね。
アクセサリー
  • Damiのイヤリング:アシンメトリーの揺れるイヤリング。きゃわいい!damiseoul.com

  • イクソンドンのブレスレット:華奢なブレスレット。気に入ってたけど、夏にたくさんつけてたら気づいたら消えちゃった。どこかで落としたかなー。

まとめ

感想

久しぶりの海外でめちゃくちゃ楽しかったー!コロナ中の旅行(主に京都)は事前に予約したりめちゃくちゃ調べたりしていたけど、今回は忙しい中に弾丸で行ったので全く調べてなかったけど、逆に「あそこにも行きたいのに!」という気持ちにならず、旅している時間を楽しんで、目の前にあるお店や雰囲気を楽しむことができた。

やっぱりソウルは距離的にも近く、ご飯も馴染みがあって美味しいし、また行きたいな。

費用

韓国ソウル 2泊3日 総額 80,000円

  • 航空券(成田ー仁川)33,970円
  • 航空券(仁川ー成田)22,310円
  • 2泊3日ホテル代 22,600円(一人当たり)
  • 電車代(メトロ+空港線往復) 3,000円くらい
  • SIM 3日分 2,640円
  • ホテルのコーヒー(2杯) 900円
  • 明洞餃子(カルグクス・餃子) 2,100円
  • クァベキ(2つ) 200円
  • 広蔵市場(トッポキ、キンパ、ソジュ) 1,000円
  • ルーフトップバー(ワイン2杯) 2,400円
  • コンビニ(歯ブラシ2本、ペットボトルの水) 940円
  • アワビ粥(2杯) 3000円
  • ミルトースト(パン1籠、飲み物2杯) 2,750円
  • プリクラ(2回) 800円
  • チキン(2人前セット、ビール2杯)4150円 
  • ロッテマートでお土産もろもろ 3,000円くらい
  • オリヤンでもろもろ 5,000円くらい
  • Onionでパンとコーヒー 1,500円くらい
  • イヤリング 4,000円
  • 仁川空港でプデチゲ 1,000円

 

次回にむけて(随時更新)

  • 現代百貨店に行きたい(ヨイド > 本店(HYBE近く)> アックジョン)

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2023.3 韓国旅行 2日目

2日目もノープランだったものの、会社の先輩のおすすめリストに従っていろんなところに行ってめちゃ楽しかった!ありがとう先輩!持つべきものはあそびをよく知ってる先輩!

2日目

混みすぎonion→ここどこ→美味しいアワビ粥で朝食を

前日遅かったので遅めの起床。おしゃれなonionというカフェに行こうとしたものの、起きれなかった★おっけーオッケー!旅行では朝早くから動かなきゃなんて誰が決めた?

それでも9時前にはホテルを出て、メトロで安国駅に到着。3分ほど歩いてカフェに到着したところ、めちゃ並んでたので、早々に離脱。お店は確かに可愛くて人気がある理由もわかる気がした。機会があれば行ってみたいな。

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Bookmarkしていたアワビ粥のお店に歩いていく途中に歴史的な建物を発見。小学生くらいの子達が社会科見学をしていたり、現地の方がお散歩してたりするのどか〜な雰囲気。調べたら雲峴宮(ウンヒョングン?)という王家のお家だったらしい。

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日本の歴史的な家屋と似ているものの、より簡素でかっちり、潔い雰囲気を感じた。インスタ映えを狙った写真を一生懸命撮るも「全然映えないwww」と言うことでアワビ粥に向かう。たまたまだけど、文化的な建造物に行けてよかった。

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アワビ粥は、再びかおるさんの動画でおすすめされていたチュギチャルマジャというアワビ粥専門店。

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今回の旅行中、食べたもの全部美味しかったけど、じんわり美味しかったなーと記憶に残ってる。アワビも美味しいし、上に載せるもので味変できるのが楽しい。チゲやサムギョプサルみたいな刺激的な美味しい〜!っていうお味ではなくて、「おいしいね…」「うん、おいしい…」とほっこりできるお粥だった。寡黙なお兄さんがワンオペでやってて「チャルモゲスムニダ(ごちそうさまでした)」って言ったらニコッ☺️と笑ってくれたのが素敵だった。

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韓屋で映え写真@益善洞(イクソンドン)

先輩のおすすめリストによると、南下したところになんかある(←)らしいので、てくてく歩いていくと、急におしゃれなエリアに出た。旅行中はエリアの名前が分からなかったけれど、いま調べたら益善洞(イクソンドン)というらしい。小さな伝統家屋が軒を連ねており、カフェやレストラン、アクセサリーショップがあってみて回るだけで楽しい。※かわいいブレスレットを買ってヘビロテしてたけど、半年経ってもう無くしてしまった…。ぴえん

益善洞韓屋村|仁寺洞・鐘路(ソウル)の観光スポット|韓国旅行「コネスト」

イクソンドンでは、ランチ代わりに蒸しパンで有名なミルトーストに。

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天気が良かったので窓際の席は光が綺麗に入ってきて、パンも自分たちも綺麗に写真が撮れて(自分比)、キャッキャしながら2時間くらいのんびりできた。maps.app.goo.gl

GRANDHAND&韓国プリクラの洗礼@北村韓屋村(プクチョン・ハノンマウル)

益善洞から北上して30分ほど歩いてGRANHANDという香水専門店に向かう。北村(プクチョン)と呼ばれているエリアで(今知った)、伝統家屋が並んでいて益善洞と似ているんだけど、今でも住んでらっしゃる方がいるエリアでより静かでローカルな雰囲気に、ぽつぽつとおしゃれなお店がある。

GRANDHANDは香水やアロマディフューザー、キャンドルがあって、いい香りだった。今回は買わなかったけど、友人はお土産にディフューザーを購入。これもらえたらだいぶ嬉しいな。

en.granhand.com

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買い物後にぶらぶらしていたら、韓国のプリクラショップを発見!そもそもプリクラを撮るのが15年ぶりくらいの上、韓国語が1mmもわからないため撮られる瞬間が分からず、1回目は消化不良。女子高生魂が目覚め(?)無駄に2回撮ることにした。2回目はプリクラ機の画面でお姉さんが1人で踊りながらKPOPアイドルみたいなキメ顔をしているのが面白くて「これやろうよwww」と言い合い、双方キメ顔で撮るもののキメきれないwww いくつになってもこういうアホみたいな時間を友人と過ごせるの、楽しい。

Dr. Altheaは閉まってたので、チメク(チキン&ビール)で乾杯@弘大(ホンデ)

友人がリクエストされていたパックを探すため、Dr. Althea(ドクターエルシア)に向かうも、残念ながら開いてなかった。そのまま弘大をぶらつくも、服やコスメショップは若者向けすぎて、もう次回は行かなくてもいいかな。

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たくさん歩いて小腹が減ってきたので、夜ご飯にチキン&ビール(チメク)がやってみたい!ということで、その場でgoogle mapで検索したところ、キョチョンチキンが評判がいいぞと決定。

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夜ご飯には早めの5時くらいで、あまり人が多くない時間帯だったけどまあまあ人がいて、学生が友達と来てわいわいしてて楽しげでいいね。店員さんも外国人に慣れてる感じだし、カジュアルにお酒を安心して飲める感じのお店で旅行で来るにはいい感じ。

よくわからないので3種類のセットになってるやつを頼んだら、すごい量がきた。オリジナルとハニーと辛いチキンの盛り合わせをサクサクカリカリガリガリ食べながら、ビールで流し込む。幸せーーーー!日本のチキンよりも圧倒的にカリカリなのに皮が分厚いわけではない韓国のチキンってなんなんだろう?ほんと美味しい。個人的には辛いやつは辛すぎたので、次回はオリジナルと甘いやつだけでいいな。

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ばらまき土産を探しにロッテマート@ソウル駅

料理好きで調味料好きな私は旅行に行くと、国内海外問わずにスーパーマーケットに行くのが大好き。今回はソウル駅直結のロッテマートに行くことに。大きさはまあまあで、ちょーっと旅行者向けに最適化されすぎていて、ローカルな調味料が少ない&ちょい高い?かと思うけど、いろいろ1箇所で買えるのはいいよね。

ばらまき用のチゲの素、チヂミ粉、レトルトのおかゆ、1回使い切りゆず茶の素などを購入。

www.konest.com

すまん、先に寝るね

ホテルに戻って、のんびり。友人の友人と会う予定だったんだけど、22時過ぎになるとのことだったので、外寒いし、眠い、、、「ごめん、私寝ていいかな…」ということで先に寝た。自由な行動を許してくれる友人に感謝。

2023.3 韓国旅行 1日目

2023年3月に韓国旅行に行ってきた。年度末で忙しい時期だったし、転職活動も並行してやっていた時期によくやったもんだ、と振り返って思う。でも、忙しい時ってなんだかエネルギーが出て無茶苦茶なスケジュールも軽々と乗り越えられちゃったりするのよね…。忙しくて何も調べてなかった韓国旅行、なんだかんだでめちゃ楽しんできました〜〜〜〜〜〜〜!

1日目

現地集合@仁川空港

私は東京、一緒に行く友人は名古屋にいたので「現地集合すっか!」ということでバラバラにチケットを取得。私はチェジュ航空で14:30到着。チェジュ航空はLCCだけど、いい思い出も悪い思い出も全く残ってないので、きっといい航空会社だったんだろう。

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仁川にて事前にコネストで予約していたKTのプリペイドSIMを受け取り、友人がまだ来ないのでSIMを入れてみる。おお、つながった。

KT プリペイドSIM データ無制限・通話可能(1~30日)|韓国オプショナルツアー予約 「コネスト」

30分後くらいに友人と合流したが、なぜかSIMカードがうまく動かないのでカウンターに行ってお姉さんにHELPを求める。日本語がいいか英語がいいかわからずに友人が「えっとーCould you...」と言い始めると、日本語だと勘違いしたお姉さんが「We don't understand Japanese」と強めに言うのでカチンときて「We are SPEAKING ENGLISH.」と言ったらお姉さんじゃなくて友人がびびっていた。インド仕込みの強気が出ちゃった。すまん。

WOWPASSというSUICA的なものがあるとめちゃ便利と聞いていたので仁川空港で探すも見当たらず。同じようにWOWPASSを探している日本人旅行者と議論した結果、どうやらここには空港にはなさそうだ、ソウル駅にありそうだ!という空気になり、ひとまずソウル駅経由でホテルのある明洞を目指すことになった。

が、ソウル駅広すぎ&WOWPASSを購入できる自販機がオレンジだったり灰色だったりでよくわからず、荷物も多かったので諦めて明洞に向かうことにした。普段はこういう下調べが万全な状態でいくので、なにもわからずにうろちょろしてうまくいかない状況が逆に楽しく、「久しぶりの海外旅行みがあるぜ〜〜〜!言語が通じなくて、色々うまくいかないの楽しい〜〜〜〜〜〜!Hooooooooo!」という謎テンションになり、めちゃ楽しく右往左往していた。

L7明洞ホテル

無事明洞に到着し、L7明洞に到着。ホテルも韓国通の会社の先輩のおすすめに従っただけなので、Lotte系列でロッテホテルよりも安いよさげなホテルということ以外なんの情報もない。が、ついてみたら、ホテルマンのお兄さんがKpopアイドルか?ってくらい背が高いイケメンで、探していたWOWPASSの自販機がホテル内にあり、1階にはおしゃれなコーヒーショップがあり、明洞駅の9番出口から徒歩すぐで、まっっっっっっじで便利で最高のホテルだった。また韓国に来るときは、ここか系列のカンナムのホテルに泊まりたいぽよ。

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ホテルのお部屋は、すごく綺麗で日本のビジホより全然ポップで可愛くてテンションが上がる。そしてなんといっても窓が大きくて外の景色が見える!自宅でも朝5時に起きて朝日で空の色が変わっていくのを見るのが趣味(←)なので、大きな窓ってだけで嬉しい。そしておそらくソウルタワーが見える。(「あれ、ソウルタワー?」「え、多分ソウルタワー」「おお、あれがソウルタワー…」)

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部屋のアメニティはたいして充実していない、というか歯ブラシがなく、深夜に買いに行くことになったので、日本のビジホの方が全然いい。けど、設備的には冷蔵庫もあるし、電気ケトルもあるし、まあOKかなという感じ。ちなみにコーヒーはロビーにいけばコーヒーマシンがあるので宿泊者は飲める。普通に美味しかった。

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ホテル内にWOWPASSの自販機があったので、無事にWOWPASSをゲット。アプリをDLするとアプリで残額も見られるしすごく便利だった。

明洞餃子→明洞ぶらぶら@明洞

さあ、そんなこんなでもう4時過ぎ。弾丸で来たので何も決めていなかったけど、韓国在住YoutberのKAORUさんの動画でよさげだったな…という微かな記憶のある&ホテルのすぐ近くの明洞餃子にGO!

久しぶりの海外なので、全く意味がわからない韓国語の看板に囲まれているだけで楽しい。海外最高。明洞餃子はホテルから歩いて5分ほどでとちゃけすみだー(到着しました)。中途半端な時間だったものの満席で10分ほどの待ち、席に案内される。このあと市場に行く予定だったので、カルグクスと餃子を2人でシェアした。

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うまい

カルグクスとマンドゥはお肉の味がしっかりしながらも、風邪引いた時にも食べられそうな優しいお味。そこにめちゃ辛いながらもなんか癖になるキムチ。なお、ここで撮った記念写真(韓国1枚目)の自分がすしざんまいの社長に似すぎてて、この旅行期間中永遠に「すしざんまい!」と記念写真を撮り続けた。海外旅行ってこういう謎のテンションが出てくるよね。

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餃子の後、明洞をぶらぶら歩いてオリーブヤングに行ったり、ロッテ百貨店の地下でめちゃうまなイカキムチ買ったりする。ぶらぶらしているだけで楽しい。前回韓国に来た時はたくさんコスメを買ったものの、今回は事前情報がないので何を買えばいいのかわからぬ。情報は人の欲望を喚起する。

広蔵市場(クァンジャンシジャン)

明洞から広蔵市場への行き方をGoogleで調べるもバスしか出て来ず「いや、言語わからない中、バスはレベル高くね…?」ということで、近くの駅までメトロで移動して歩くことにした。結局この旅行期間中、一回もバスには乗らず、全てメトロで済ませた。メトロって安心感があるよね。

明洞駅から鐘路5街駅にメトロで移動し、駅からてくてく歩いて無事に広蔵市場に到着。ドーナツ狂の私は1箇所だけ行ってみたかった韓国のドーナツ:クァベギのお店が市場に入る入り口にあってとってもわかりやすい。並んでるよ〜といろんな口コミで見たものの、中途半端な時間だからか10人程度でそんなに時間もかからず、熟練の手つきでおばちゃんがクァベギのねじねじを作っているところを見学していたらすぐ順番になった。※ここもかおるさんがきてる

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クァベギ、トゥゲチュセヨ(クァべギ、2つください)」と、さっき学んだ韓国語で言ってみる。通じた。ウレシイ。そしてクァベキも揚げたて、熱々で美味しい。友達は事前情報ゼロで食べたので、😳\え、うま!/ってなっててなんか嬉しい。そうだろう、うまいだろう。

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市場の中に入っていくと、現地っぽい人たちがトッポキ・キンパ・うどん・チヂミを屋台でソジュと一緒に食べていて「これぞローカル!美味しそう!やろう!」と言いあって、いい感じにおばちゃんとアイコンタクトを取れたお店に着席。(調べたらミシュランのユッケとかNetflixで有名なカルグクスがあるらしかった。)明洞餃子の後ですごく空腹ってかんじではなかったので、トッポキとキンパとソジュを頼んだ。

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たのしい〜〜〜〜〜

トッポキはお皿の上にビニールが敷かれてその上に乗っていることに驚いたけど、持ち帰る可能性があることを考えるとめちゃ合理的。お餅は日本のよりも太くてめちゃ食べ応えがあった。キンパは逆に日本よりも小さく、調べたらコマキンパって呼ばれているようで、エゴマとたくあんが入っていてちまちまソジュと共に食べているとローカルに馴染んだみたいな気持ちになって楽しい。

ルーフトップバー→歯ブラシを買いにコンビニへ

鐘路5街駅から明洞まで戻り、ぶらぶらしながらホテルへ。ホテルの最上階にルーフトップバーがあるとのことだったので行ってみると、まあおしゃれ。まだ寒いので、ガラス戸が閉められおり、ルーフトップというよりはただのガラス張りの最上階だったけど、のんびり夜景を見ながらワインを飲めてニコニコ。ここで1日の写真を見返していたら「私、すしざんまいじゃね?」と気づいて、友人と一緒にすしざんまいの社長の画像をググってゲラゲラ笑ったw

0時過ぎに部屋に戻り、お風呂に入る準備などをしているときに歯ブラシがないことに気づく。ロビーの自販機で売っていたものの、600円くらいしていたので、部屋から見えるコンビニに買いに行くことにした。友人はすでにお風呂に入っていたので1人で買いに行くことにした。0時過ぎでさすがにちょっと怖いなーと思っていたので足早にコンビニに向かうと、まだ外を歩いている人もいたし、コンビニのスタッフさんも女性だったし、半額以下で歯ブラシも買えて、無事ホテルに帰還。そしたら友人が「ねえw歩くの早すぎんだけどwww」と言ってホテルの部屋から撮った私の動画を見せてくれた。友人も流石に夜遅いしな…と見守ってくれていたんだけれど、歩き方が早すぎてこいつは襲われないwwwと思ったらしい。動画を見たら、歩き方からも意思が強さを感じさせる、襲ったら殴り返されそうな強い女が大股でコンビニに向かっていた。いや、我ながら強そうだなこの女…。

 

2日目につづく…

【読書】『なにかが首のまわりに』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ

このツイートを見て、読んでみた。チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ。

 

web.kawade.co.jp

 

哀しくて寂しくて素敵な作品だった。人間のと 尊厳を踏み躙られ慣れている人がそれでも前を向いて進んでゆく様を描いているように思えた。

 

アフリカに住むorアフリカ出身でアメリカに住む女性たちの短編集。「恵まれている」環境にいる女性たちの女性としての苦しさや言葉にはされなくとも見下されている感覚を掬い上げている。
Twitterであるツイートを見て読んでみたら非常に良かった。

 

いくつか印象に残った作品がある。
◾️ジャンピング・モンキー・ヒル
ブリティッシュ・カウンシルから選ばれたアフリカ作家ワークショップ。主人公のウジュンワは現地ファシリテーターのエドワードからセクハラまがいの視線を浴び、自分に起きたストーリーを作品にしたらこう言われる。

『「現実の生活では本当はそうじゃない、だろ?。女たちがそんな下品なやり方で犠牲になる事は絶対にないし、もちろんナイジェリアではありえない。ナイジェリアでは女性たちが高い地位についている。今日日もっとも権力のある大臣は女性だ」』

◾️アメリカ大使館
主人公は夫が新聞社でジャーナリストとして勤務しており、子供がいる「彼女」。夫が現政権を批判した記事を書いたところ、政府から追われ、彼女は息子のウゴンナと共にいる時に武装したチンピラに襲われ、ウゴンナを殺された。アメリカへの難民ヴィザの申請に来た際、彼女はヴィザ申請の列に並び、赤いヤシ油のことを考えている。

『ウゴンナが泣き出して、彼女のほうへ走りよったのはそのときだ。フード付きトレーナーの男は大声で笑いながら、女の身体がひどくやわらかかったと言って、銃で差し示した。ウゴンナはいまでは金切り声をあげている。泣いても金切り声を上げる子ではなかった。そういう子ではなかった。そのとき銃が火を噴き、ウゴンナの胸からヤシ油がほとばしり出たのだ。』

6−9月の文化部:マリー・ローランサンから蔡國強まで

転職して4ヶ月半。問題がある転職先だったので走って逃げる準備はしているものの、前職と比べたら圧倒的に業務時間が少なく、「空いた時間に何が入ってくるのかしら?」と様子を見ていたら、圧倒的に文化活動(映画、美術展、読書)の時間が増えた。

ひとまず羅列〜

6月

・京都旅行

kyotocity-kyocera.museum

genkouan.or.jp

7月

slamdunk-movie.jp

matisse2023.exhibit.jp

・フィジー旅行

8月

www.bunkamura.co.jp

www.nact.jp

・九州旅行

trenova.jp

www.ghibli.jp

 

 

9月

・京都旅行

・台湾旅行

 

10月

tate2023.exhn.jp

【読書】『くもをさがす』西加奈子

 

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2021年に母が乳がんだと診断され、2023年には私自身が人間ドッグの乳腺エコーで要検査になった。結果として母は、紆余曲折を経たものの、信頼できる病院・先生を見つけ、手術を無事に終えることができ、定期検診をする状態に落ち着いている。私も再検査の結果、両性のしこりということで定期検診に通えばいいだけになった。

けれど、母ががんであると診察された時に感じた、突然宇宙に投げ出されたような寄る方のない気持ちを簡単に忘れることはできない。真っ暗闇で、足元には床がなく、平衡感覚を失って、とにかくひとりきりで、体が動かない感覚。

自分の乳に癌がいるのかもしれないと分かった時に感じた、『何も遺すことができなかった。申し訳ない』という、人生に対しての贖罪のような気持ち。

乳がんの情報に敏感になっていたので、西さんの『くもをさがす』を書店の平積みで見た時はすぐに気になったものの、少し読むのが怖い気持ちもあって、すぐには手に取らなかった。けど、暖かい雰囲気を感じ、やっぱり読みたいな、という気持ちになったので買ってみた。

 

結果、すごく素敵なノンフィクションだった。ガンかもしれない、と感じるところから、寛解するまでにやったことや心の動きが丁寧に綴られていて、自分自身が患者だとしても参考になるし、親しい人の気持ちを慮るのにとても参考になる。読んでいて、彼女が癌に対して恐れを感じながらも、一つ一つの出来事に向き合って、「辛い!」「怖い!」「もう許して」と思いながらも、自分なりに納得のいく決断をしていく様子やなんとか前に進んでいくさまが、とても清々しく、励まされる気持ちになった。

私はこの本を、自分自身や自分の親しい人がガンになったら読み返すだろう。

 

 

以下、心に残った文章。

「ドクターはなんていうてるか知らんけど、うちは、かなこがやりたいならやっていいと思ってるで。もちろん、抗がん剤で免疫が下がってるから、感染症には気をつけなあかんけど、自分の体調を自分でチェックして、マンツーマンとか、できる範囲でやったらええんと違う?柔術とか、キックボクシングだけやないで。好きなことやりや?」

私も、彼女を見つめ返した。

「カナコ、ガン患者やからって、喜びを奪われるべきやない。」

p.48-49

母親を見ていても、母親に付き添っている自分自身の心の中を覗き込んでも、「ガン患者なんだから大人しくして、治療に専念すべきである。楽しみよりも、治療することが正義である。」という感情が、確実に内面化されていることを感じる。でも、ガンは主体ではなく、患者や家族、一人一人が人生を歩んでいく主体なんだから、「喜びを奪われるべきではない」。

 

私はきっと、産後の時のように、実家の母に頼ったと思う。70歳を過ぎた母に家に泊まり込みで来てもらい、ご飯を作ってもらったり、家事を任せたりしていただろう。(略)

でも、日本にいたら、私の方が遠慮してしまったのではないだろうか。自分たちでなんとか出来る、すべきだと、気負ってしまっていたのではないだろうか。それは私の性格というより(私は、人に頼るのがとても得意だ)、日本の風土と関係があるように思う。自分たちでなんとかしないと、それも、家族のことは家族だけでなんとかしないといけない、という考えが、私たちの心身に染み付いているのだ。

p.59

家族以外には頼ってはいけない、という気持ちはすごくよくわかる。私も、自分の家族以外に不安を伝えてはいけないような気がしていた。でも、再検査について親しい同僚にポロッとこぼしたら、「XXさんも毎年再検査で引っかかるって言ってたよ」と言われて、再検査自体が珍しいことじゃないんだって知ることができてすごく安心した。閉じる必要はないのに、閉じてしまう傾向がある。でも、私も誰かが同じ不安を抱えていたら、絶対に支えたいし、正しい情報を伝えたい。

 

人が死に直面する時、その死は自分だけのものであってほしいと、当人は願う。でも死は幾人かを巻き込む。そのために、あらゆる決断を難しくする。

p.64

ほんとそれ

 

10月18日 山本文緒さんが亡くなった。膵臓がんとのことだった。山本さんにはお会いしたことがない。お会いしたかった。新作を読みたかった。

p.75

山本文緒さんの無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―も読んだ。すごく、ずどん、と響くものがあった。再読するのは怖いけれど、自分自身や親しい人が癌になったら、きっと読み返すと思う。丁寧に、正直に、ガン患者の気持ちが、綴られている。本当に書いてくださってありがたい、と思った。

 

ナイジェリア人作家でアクティビストのラヴィー・アジャイ・ジョーンズは、「恐れ」についてこう語っている。

「「恐れを知らない」、というのは、「恐れない」ことではありません。それは、「恐れ」によって自分がやるべきことを減じられることがない、ということです。恐れを感じつつも、前進することなのです。」

p.126

怖くても、先に進むことが、「恐れない」こと。この恐れの定義、すごく好きだ。

 

治療で辛い時、辛いのは自分の心だ、と思った。治療で頑張っている時、頑張っているのは自分の体だ、と思った。私は自分の心を労り、自分の体に感謝した。そして、そうやっている私は、ではどこにいるのだろう、と、ふと思うのだった。少なくとも、私の心そのものが私ではなく、私の体とは別のところに私がいた。何かが「自分」に怒っている時、その出来事と私には、いつもどこかに一定の距離があった。

辛くて泣いているときや、もう許してください、そう何かにを乞うている時ですら、私は自分のことを離れた場所で「かわいそうだ」と思っていた。私は、いつも「ニシカナコ」を見つめている何かとしてそこにいた。

p.157

この離脱の感覚はすごくわかる気がする。日常生活を送っている今ですら、私は自分の感情をつかまえて自分自身として感じ切るのが苦手だ。

 

 これからもしばらくは、Sの母でいられるのだ。

p.169

母であることの強さを眩しく感じる。私は、母になる日が来るのだろうか。

 

さて、今、平坦な私の胸は、これ以上ないほどクールだ。そして、平坦な旨をしていても、もちろん乳首がなくても、私は依然女性だ。

(略)

乳房、卵巣、子宮、という生物学的には女性の特徴である臓器を失ったとしても(ちなみに今私は坊主頭だが)、それでも私は女性だ。それはどうしてか。私が、そう思うからだ。私が、私自身のことを女性だと、そう思うからだ。

p.192

 

不安を覚え始めたのは、幸せな日常が常態化してきた頃だった。バンクーバーの、素晴らしい夏がやってきたのだ。

(略)

私は、いわく言い難い複雑な感情を覚えていた。もう終わった、もう何も心配することはない。その幸せは、表現するのも困難なほどなのに、同時に、体を訪れてくる寂しさは、抗いようがないほど強かった。

(略)

それは静かで、鈍い孤独だった。

がんを告知された直後や治療中、皆は私の恐怖に心から共鳴し、寄り添おうとしてくれた。そしてその恐怖は、真正なもの、とでも言うべきものだった。おかしな言い方だが、「怖がることがまっとうな恐怖」だった。

でも、がんが治り、これ以上ない幸せな日常を取り戻した私の恐怖は、申請ではなく、どこか偽物めいているように思われた。だから、しばらく誰にも言えなかった

p.227-230

 

癌かも、と不安になったら、正しい情報を得た上で、自分で意思決定をしよう、ね、自分。